勇者二人

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ーーカッコイイ なんて思ったが、頭を振り ーーいけないいけない、この男がその傭兵なら悪い人なんだから懲らしめないと 「……お前、名前は?」 「え?どうして?」 「…いや、見ねー顔だから」 「気になるの?」 ググッと顔を近づけて覗き込む 少し顔を赤くしたようにも見えたけど店が暗いからあまりよくわからない 「ねー君、傭兵?」 「あぁ、そうだ」 「お金払ったら何でもしてくれるの?」 「ゴクリ…何でも、あぁ…何でもする、仕事の依頼か?」 ーーん?何だか前のめりになった、そんなに何を期待してるの? 「ここでは何だから外で話せる?」 「あぁいいぜ」 ニヤリと笑い僕の後をついてくる
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