part1.今日も俺達は楽しんで生きています

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──江演歌のアジト── 勇が次に逃げた場所は江演歌のアジトである。てか地下の街。 そこのアジトは地下にあって、カジノや賭博、遊楽街が設けている。江演歌の権力で立てられた歓楽街と言えるだろう。 勇「ふぅ~、流石にここまでは追って来ないだろう」 江演歌「お?なんや勇やないか? どないした?」 勇「その声は……江演歌か…、ってか部下引き連れてるし!? 如何にも極道の組長だな!」 江演歌「まぁな、俺実質…組長やしな」 ドヤァ… 勇「ドヤ顔を決められても困るんだが」 江演歌「で、どないしたんや?息があらいでー」 勇「ああ、丁度良かった。 今賢達に追われてて な。一時をしのぐ隠れる場所を欲しいんだが」 江演歌「ほぉ~ん。 まーた勇、賢達に(かま)を掛けたんか?相変わらずやな」 勇「それが俺の…性格(コレクト)だからな」 ドヤァ… 江演歌「ドヤ顔で決められても、言ってる事が迷惑の極みやで」 江演歌「ま、ええわ。勇とワイの仲や…隠れる場所提供してやるわ。 こっちや」 勇「ほ~、すまねぇな。 …って言って豚小屋とかないだろうな?」 江演歌「…ちっ」 勇「今舌打ちしたよねこの人!? なに、入れる気?本当に入れる気なの!?」 江演歌「そんなことせぇーへんって~。 ……嘘やけど」 勇「おい、今嘘って言ったよね!? 嘘って言ったよね!」 江演歌「勇は黙って着いてきぃ。 あー、…他のモンはシノギに戻れ。」 部下達「「「うッス!!」」」 タタタタ 勇「……あ~、これで俺は出荷されてめでたしめでたしでした か。マジワロタ」 江演歌「せやから、せぇーへんって!? 信用して!?」 勇「それより、アイツの調子はどうだ?」 江演歌「アイツ? 誰や?」 勇「…ラギンスの息子の、ホラあれ」 江演歌「あぁ、ピエールか。 ピエールは元気やでー。外の世界に出させて、学校にも行かせて世界のあり方を学んでるわ。 でも、ま 相変わらずの内気やけどな」 勇「…そうか。 俺はまだ1回しか合ってないからさ…どんな子どもなのかまだ分かんねーんだよ。」 江演歌「…あーそっか。 ま、隠れる場所がピエールの所やし構ってやってくれ。」 勇「そう …か、って、 え? ピエールの所?」
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