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──王宮・習練場──
なんだかんだ勇は賢の仕事場に逃げて来た。 賢が率いている団体の兵士達は組み手の稽古をしていた。
勇「ふい~、ここまで逃げれば大丈夫だろう。」
賢「あれ?勇さんじゃないですか? こんな所に来てどうしたのですか?」
勇「おわッ?! …ああ、なんだ賢か。 口調がアクラスに似ててビックリした」
賢「似ててすみませんね。 これ小説ですから、描写が似てしまうんです。」
ギーザ「あれ? なんでアンタ(勇)がこんな所に居んだ?」
賢「あれ?ギーザさん稽古は…」
ギーザ「休憩だ」
ソフィア「ソフィアもだよ~。 久しぶりの合同練習って色々と疲れちゃうねー、特にギーザを跪さすのに」
ギーザ「テんメェ…ころすぞ?」
ソフィア「キャハッ! やってみるぅ?ソフィアは何時だって相手になるよ?」
ゴ ゴゴ…ゴ
賢「はいはい! 二人とも、落ち着いて下さい。二人共、さっき楽しく平和に合同練習をするって言ったじゃないですか。」
ギーザ「……く、今日は賢さんに助けられたな」
ソフィア「君の方こそ キャハッ!」
賢「…はぁ、やれやれです。」
勇「……なんか、色々大変なんだな賢も」
賢「で、勇さんは何しに来たんですか?」
勇「ああ。 実はな、アクラスに追われててよ。逃げて居るんだ」
賢「アクラスくんから? …。 また勇さん、変なことを言ったんですか?」
勇「へぁ!?何故バレた!? 三十路の魔法使いなの?」
賢「合っているんですか…てか、三十路魔法使いってそれ男性の人を指していますよね!? 僕女ですよ!」
勇「ふむ、ツッコミ度53か…なかなか成長したな」
ギーザ「ツッコミをなんで採点してんだよ。しかも、アンタ結構失礼な言葉を吐いたな」
ソフィア「そうだよ~、特にしねとか」
ギーザ「お前もな」
バンッ!
アクラス「はあ…はあ…、見つけましたよ… 勇さん!」
勇「クッ…見つかってしまったか! 賢そう言うことで、サラダバー!」
ダダダダ!
アクラス「あ! 勇さん待って下さい!てか、待って!」
タッタッタ!
ギーザ「…行っちゃったな。 は、まるで台風みたいな人だな」
賢「そうでry」
勇「…あ、それと。 賢ちゃんは聡明ツルペタキャラでギャン萌えの拳銃娘ぇ!マジ鬼畜でゲロでプギャー!ばーか」
賢「あ“? 二人とも、後の習練頼みましたよ」
「「あ、賢さん怒った。」」
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