第2章 ハプニング

2/10

2人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
ザアアアアーーーーッと、滝のような豪雨が降り始めた。 「さっきまで雨雲1つ無かったのに!?」 空を見ると、いつのまにか真っ黒な雨雲で埋め尽くされていた。 山の天気は変わりやすいのは分かっているが、このまでガラリと変わることもあるのか……と自然の出来事にひどく驚かされた。 「早く看板しまわないと……」 よいしょ、と持ち上げて店の中に入る。 引き戸式のドアがあと少しで閉まる瞬間、聞き覚えのある音が耳に入ってきた。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加