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と、その時!
「そ、そうか!そうだよな!」
不意に!俺の頭の中に、ある考えが浮かんだ!
「皆、『読み手』であると同時に『書き手』なんだ!
そうなんだ!
皆、それぞれに自分の作品に心血を注いで懸命に書いてるんだ!!」
だから、特定の人間だけが『書き手』で…
他の人たち全員が『読み手』なんて事は、絶対に無い!
だったら!
まず、相手の作品を先に読むのが礼儀!
「よし!!」
俺は早速!
まずは、これまでサイト内で開催されたコンテストの入賞作品を読み始めた。
と!
「うわぁ!
ど、どの人の作品も!
本当に素晴らしいじゃないか!」
俺は、がく然とした!
ほ、本当に、どの人の作品もめちゃめちゃ完成度が高い素晴らしいものばかりだ!
「今まで、俺は…
こんな素晴らしい作品を読まずに、いたのか…」
改めて…
自分が恥ずかしくなった…。
俺は、早速!
読み終わった作品の原作クリエイターさんのコメント掲示板に、本当に心の底からのレビューを書き込んだ!
すると…
【△□】
『キングさん!はじめまして!大変有り難いレビューありがとうございます!キングさんもいろいろ書いているんですね!読ませて頂きます!』
と!
レビューした、あるクリエイターさんからの書き込みが、された!
「い、いや!
そうじゃなくて!」
気付いたら俺は、その場で声をあげていた!
俺の作品は!
もう、どうでも良いんだ!!
『こちらこそ!
大変素晴らしい作品を読ませて頂き、ありがとうございます!
実は、お読み頂きたいエッセイが有るのですが…』
と、俺は『星の砂』さんの【私の家族】を読んで欲しい旨を
そのクリエイターさんに伝えた。
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