【私は星の砂】

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そして、そんなある日…。 【キング】 『実は、俺も就活の時期になりまして…しばらくお別れです。本当にお世話になりました!』 と! 『キング』さんから書き込みが有ったのだ! 「…えっ?」 私は、驚いた! 『そんな!寂しくなりますね!でも就職活動、頑張って下さいね!決まったら、きっとまた戻ってきて下さいね!!』 すると… 【キング】 『もちろんです! でも、もしかしたら…ワケ有って戻れないかもしれません』 という返事が返って来たのだ! 「そ、そんな!」 私は! 激しく取り乱した! 『どうしてですか?! 私は!キングさんのお陰で、これからも執筆を頑張れそうな気がしていたのに!キングさんが!私を変えてくれたんです!』 私は、本当に『キング』さんを失いたくなかった! すると… 【キング】 『何を言うんですか。星の砂さん。 貴女の方こそ俺を変えてくれたんです。 貴女と出会うまで、俺は本当に身勝手で自己中な人間でした。 自分の作品が世の中で一番面白いと思い、他のクリエイターの皆さんを鼻で笑っていました。 今、思うと本当に恥ずかしいです。 でも、星の砂さん。 貴女は、そんな俺の書いたクソみたいな小説を読んでくれて… 「元気をもらった」と言ってくれました。 「勇気をもらった」と言ってくれました。 「感動した」と言ってくれました。 貴女こそ俺を変えてくれたんですよ!』 いつの間にか… 私の両目には、 涙が溢れていた…。 【キング】 『貴女なら大丈夫! もっと自信を持って!強く生きて下さいね!応援してますから!グッ・ジョブっすよ!星の砂さん!』 と、それから『キング』さんからの書き込みは… 来なくなってしまったのであった…。
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