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「ハムテルのおかあさんですか?ご無沙汰してます。ジニーもお世話掛けてます」
「あら、おかあさんだって(恥)どうしよう、ハムテル」
「おばあさん、小鳥が来てるから、二階堂のヘルプをお願いします」
ハムテルは受話器を祖母から取り上げ、やさしく言う。
「二階堂はいつまでも一人では何もできないから・・・ぶつぶつ」
診察室に足早に入っていくあとからは、あの漆原が出てきた。
「みーちゃん、手短に用件を言ってくれ、でないと収拾がつかなくなるから、お願い・・・」
「相変わらず、気の弱いハムテル、変わらないねぇ・・・しみじみ」
「まさか、こんな時間にジニーのご機嫌伺いでもないだろ?」
「うちの声ききたいんや、そうやろ、ハムヤン」
「夜にもう一度電話するわ、カメラ付きPCは買ったの?ハムテル」
「いや、まだもうけが・・・」
「じゃあ、一つだけお願い詳しいことは夜に離すから、胸から上と全身の写真を用意しておいてね」
「ジニーの?胸から上・・・立たすのか・・・寝たままか・・・どうしよう」
ハムテルは考える、あのジニーは大人しく写真なんか取らせてくれないだろう・・・
「違う、違うよ、ハムテルのよ」
「僕の・・・裸!!!なんで???」
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