うちはイケメン

3/18
前へ
/31ページ
次へ
「あんたの裸なんか見たくないししってるもん、子供のころのは(爆)あ、ちょっと待ってて」 電話の向こうでは。みーちゃんと誰かの声がする。 「先生原稿は出来ましたでしょうか?」 「まだ、今、あんたに頼まれたことの交渉中、一時間後に来るか、コーヒーでも飲んでるかして」 「炊きたてのパンもいただいていいなら」 編集者らしき男の声がしてた。 「パンはあと2時間かかるけど・・・」 「では、コーヒーを(泣)」 「だからぁ、でなおしてきたらいいのに」 「でもぅ・・・」 「私、はっきりしない男性超苦手!!うじうじしてたら運勢さがるよ、絶対!!この電卓賭けてもいい」 「あのう、昔そんな話きいたことあるなぁ、ちょび、二階堂」 「教授のパクリだ!!、ねえ、教授!!」 「なんだと、わしのパクリ?誰だそんなこと言ってるのは???」 まあまあとジニーが漆原とハムテルの間に割って入る。 「みーちゃんか?ジニー」 「教授もいるの?大学のゼミかなぁ<そこ」 「いいえ、西根、西根動物病院ですぅ!!き、教授は顧問でおられるのですぅ」 と、二階堂が仕事を終え電話に出てくる。 「とにかく、用件を言って、みーちゃん」     
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加