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「汗^^;;待っててなハムやん」
どたどた、ミケは走り去った、たぶん、念入りにグルーミングしてくるんだろうな・・・
「俺はこのままがいいんやけど、写真たくさん撮ってほしい」
その時時計が十時を打った。
ハムテルの携帯が「わんわん」と、なった。
そう、ハムテルの着信音は犬の声だった。
「いつもお世話になってます、西根動物病院ではなく、ハムテルです」
「もしもし、みーちゃんです、こんばんは、悪いけど先にジニーに変わってね」
その時ハムテルの手から携帯は奪われジニーは携帯を抱くように床に転がっていた。
携帯からはみーちゃんの声で子守唄らしい歌が聞こえジニーはごろごろ言っていた。
子守唄が終わるころジニーは寝付いたらしい、しかし、携帯はしっかりとジニーに抱きしめられ、ハムテルの力でも容易に取れそうもなかった。
つけくわえると、久しぶりの子守唄にじにーは満足そうだった。
「ハムテル、ジニー携帯離さないかなぁ?ではPCのメッセで話そうか?」
ジニーの手の中からみーちゃんの声がする、耳元の携帯で聞いてるような大きい声が、
ハムテルはPCを立ち上げメッセを立ち上げた。
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