プロローグ

1/3
前へ
/37ページ
次へ

プロローグ

「ん…?ここは……。」 この少年は神城隼一郎(かみしろしゅんいちろう)。 彼は不慮の事故で死んでしまった。 彼が目を開けると、見える限り一面真っ暗だが、彼の周りだけ光が当たってるように思える。 そんな黒の世界に立っていた。 『目覚めたか』 「誰だっ!?そしてここはどこだ!?」 「まぁ、そうだな神…かな。簡単に言えば君は死んだ~。で今は死後の世界と現実の狭間の世界だな」 「死んだ!?そんな馬鹿な……」 隼一郎は頭を抱える。 「なんだ?覚えてないのか」 「俺はなぜ死んだ?」 「隕石が頭の上にポーンと」 「それ効果音違くねぇか……」 とりあえず不慮の事故で死んでしまった、この主人公。 生前は普通科高校の男子高校生。 これといって凄いところはなくまじめ…、 という訳でもない。 部屋などの整理整頓は苦手、少しマイペースな部分もあるらしい。 普段の学校では、 友達はそこそこいるようだ。 友達内での立ち位置はツッコミ側が主であり、彼の周りはボケが多いのが原因。 そんな彼に、神と名乗る声は、彼にある選択を与える。 「君に選択できる道は2つ。このまま死後の世界にいくか、魔王を倒して生き返るか」 「魔王を倒す?」     
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

75人が本棚に入れています
本棚に追加