その他・登場企業など

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その他・登場企業など

FUMA《ふーま》  老舗のモバイル企業。かつては国内最大のシェアを誇っていたが、強力な忍者集団を擁するIGA《いが》の侵攻により、衰退の一途にあった。しかし風魔小太郎の復活を契機に反抗の狼煙を上げ、拮抗した戦いを繰り広げるようになる。  老舗であるがゆえ融通がきかず、顧客や忍者の解約には厳しい処分を施してきており(FUMAを抜けた者からは電話番号を剥奪するなど)、このことが他企業との軋轢、ひいてはIT戦国時代の遠因となっていた。 IGA  FUMAの元幹部を中心に独立した国内第2のモバイル企業。自由な社風の企業で、コミカルなCMの作成や他業種とのコラボレーションなど、画期的な取り組みを展開し、主に若者の支持を得て成長してきた。しかし、前述したFUMAの営業妨害とも言える方針によって伸び悩み、その報復として通信エリア制圧戦を仕掛けるようになった。 抜け(ぬけにん)  IGAの設立に賛同したため、その制裁として携帯電話の番号を剥奪された忍者たち。ふだん顔を合わさず、素性も明かさずに活動している忍者にとって、携帯番号の喪失は存在の喪失と同義であり、この際に多くの忍者が路頭に迷うこととなった。いくらかの者たちはFUMAもしくはIGAに再雇用されたが、それがかなわなかった者たちは「抜け忍」として情報テロなどの犯罪行為に手を染めたり、KOGAの手先になるなどして、糊口をしのいでいる。 KOGA《こーが》  第三のモバイル企業。FUMAやIGAと違い、独自の通信網を持たないいわゆる「格安SIM」事業を行っている。かつて西日本を中心にシェアのあったモバイル企業「お!ねごろモバイル」「SAIKA」が外資によって買収されて成立した。FUMAとIGAの抗争を横目に成長し、記録的なペースでシェアを伸ばしており、エリア争奪ではなく両企業の乗っ取りを目論んでいる。国内に散らばった抜け忍たちを大量に雇用し、ジャミングやハッキングなどの犯罪行為を行わせるなど、強引でダーティな部分の多い企業でもある。
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