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「レスリング部の顧問の上地光義だよ。レスリング部に入るって君の伯父さんの則夫さんから聞いてる。今日はもう入学式終わったみたいだし見学だけでもしていきなさい」
そう笑顔で告げた。
そのヤクザはどうやらレスリングの顧問らしく、そして海生は何故かレスリング部に入ることになっていた。
人を殺してしまいそうなヤクザの笑顔に、断ることが出来なかった。入るなんて一言も言った覚えはない。今度伯父さんにあったらぶっ飛ばそうと思った海生だった。
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