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「では始めましょうか・・」
「岐司さん、待ってください。それは・・」
「彼は貴方の良心です。ここでは常導神と呼びますが、彼は貴方の扱いに反映して様々な場面でその姿を変えていきます。そして今の貴方が覚えていないこともすべて記録しています。
これほどの証人はいないでしょう。試しに何か質問されますか?」
ほんの一瞬でも手番を握ったと思った研次はその浅はかさを嘆きたくなった。
前述の通りならあれは自分の良心・・よく漫画の表現にある自分の中の天使と悪魔なら天使・・これがそのまま当てはまるならば自分に分は一つもない。
何か質問するにしてもこれから全てが明るみに出るなら不利しか感じず、研次それを辞退した。
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