兄と私

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物心つく頃から、兄からの愛情が少し違うと気づいた 私が兄に抱く感情と兄が私に抱く感情では違う。 兄が成人前は、まだ良かったのだ。 成人してからの兄からは狂気にも似た愛情を押し付け られていた。 その頃だろうか私の感情に死にたいと言う感情ができ始めたのは、兄から向けられる目に私は堪らなくなっていた。 心は悲鳴をあげているが両親が早くに死んだ私には 兄しかいなかっただからこそ 異常に気づいても 私が兄を咎めることはなかったのだ。 しかし、私が18になった日いつも通り ティータイムをしていたら妙な空気を感じた。
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