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「「「ヤッショウ!マカショウ!ヤッショウ!マカショウ!ヤッショウ!マカショウ!ヤッショウ!!マカショウ!!・・」」」
誰も触れていない門の扉が重い音を立ててゆっくりと開いてゆく。その中は真っ暗だった。
宮司のような男に無言で促され、先頭の者から中へ入っていく。最後に研次が収まると蒸気を伴った水滴が辺りに降り注ぐ。
「「「ヤッショウ!!マカショウ!!ヤッショウ!!マカショウ!!ヤッショウ!!!マカショウ!!!ヤッショウ!!!!マカショウ!!!!・・」」」
扉は開く時の倍ほどの早さで閉じてゆく。
やがて目に映るすべてが漆黒に変わり一切の音が消えた。
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