第一章:一日目と1803回転前

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「まじか!・・・ホントだ、微かに開いてる!」 驚いたことに、胞子と思われる青い丸にあった横線は、まぶたのように上下に開き、次第に大きくなり、まさに目玉のようだ。 “アク・・・ジカン・・・ハナシ・・・デキル” 「お~~、怖 ~~っ!俺、ダメだよ、やだよ!」 言い知れぬ不安と恐怖が襲ってきた! しかし、ミサトの反応は違った。 「凄い!宇宙人だよ絶対!!宇宙人の声!! でも、テレパシーだよね、この声って?」 ミサトに言われハッとした。 「そうだ、テレパシーだ!」 “ニンゲン・・・セカイ・・・ソウ・・・ヨブ”
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