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「1、2、3、4、ダメダメ数えられない、十人以上はいるよ、いやもっといる!目が疲れた~!リョウちゃん、代わって数えてみて!」
「十人以上って、完全に宇宙人にしちゃってるよ」
“ソウ・・・デス”
その時、確実に言葉が聞こえた!
「えっ?リョウちゃん、今、何か言った?」
「ミサトが言ったんだろ?」
「私、何も言ってないよ!」
「やめてくれよ!じゃあ誰だよ!?怖すぎるだろ!」
“ワタシ・・・コエ”
また聞こえた!
「ふざけんなよ、ミサト!!」
「私じゃない!」
“ワタシ・・・コエ・・・デス”
確実にミサトではない!!
「おいおいおいおい!どーなってるんだよ一体!」
「ちょっと、リョウちゃん、これ見て!目が少し開いてる、やっぱり目玉だよ!リョウちゃん!目玉!目玉!」
再び顕微鏡を覗いたミサトは動揺して、慌ただしく手招きした。
急いでミサトに代わって顕微鏡を覗く。
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