19歳 4月 新入生

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「若葉先食べてるよ~冷めちゃうからね。」 「ふぁーい。」 部屋から出ると朝ごはんの良い匂い。 花子が朝食を作ってくれていた。 まあ毎日のことだけど。 「いただきます。…うま!」 「…褒めてないで早く食べてしまって。」 冷たくあしらわれたが花子の料理は本当に美味しいのだ。毎日食べていても飽きることがない。 「はあ、胃袋を掴まれるってこういうことなのか~」 「…。」 無視かよ! 心の中で突っ込みながら急いでご飯を掻き込んだ。
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