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「若葉先食べてるよ~冷めちゃうからね。」
「ふぁーい。」
部屋から出ると朝ごはんの良い匂い。
花子が朝食を作ってくれていた。
まあ毎日のことだけど。
「いただきます。…うま!」
「…褒めてないで早く食べてしまって。」
冷たくあしらわれたが花子の料理は本当に美味しいのだ。毎日食べていても飽きることがない。
「はあ、胃袋を掴まれるってこういうことなのか~」
「…。」
無視かよ!
心の中で突っ込みながら急いでご飯を掻き込んだ。
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