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そこにあったのは臓器提供意思表示カード通称ドナーカードと言われる物でもしも自分の命が絶えてしまう時に自分の体の臓器などをそれらを必要としている患者さんに提供して良いですよという意思表示を示すカードである。
和希『なーんか気になるんだよなぁ…まあ一応持っておくか。』
和希はそんなに深い意味もなくそのカードを持って行く事にした。
場所は渋谷区沢山の老若男女が交差する街である。そこの109という主に若者が自分を高めるために衣類やアクセサリーを購入しにくるところである。しかしそういったところも地元の人間からしたら目立つから待ち合わせ場所にするといった使い道もされている。
和希『悪い!ちょっと出るのに時間掛かってさ!』
健太『和希おせーよ!お前が次の新入部員の教育役になったから相談乗ってくれって言ったんだろ?』
そこに待っていたのは、黒髪長髪で中々の体格をしたまさにスポーツマンといえる陸と同じく野球部でもあり、親友の坂倉健太だった。
和希『ほんとごめんて!カフェのジュース奢るからさ!』
健太『お?わかってるねぇ笑それを待っていたのだよ親友君。』
和希『はぁ…お前って結構ずる賢いよな…』
健太『何言ってんだよ!遅刻しなくても相談費でジュース一杯は奢るとこだぜ?』
和希『あーはいはい。なら早速行こうぜ?』
健太『だな笑』
そうして2人は行く予定であったカフェへと向かった。
美月『もう!遅いよ和樹!』
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