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和希『そうなのかな…俺にはそんなのわかんねーけど。』
健太『ま!和希ならいつも通りにやればきっと平気だって!』
和希『他人事みたいに言ってくれちゃってさ!大変なのは俺だっての!』
健太『良いじゃねえか!それにお前頼まれてもいないのに困った人居たら助けたりしてんだし!』
和希『あれは何ていうか…ほっとけねぇ。』
健太『ぶはっ!笑こりゃ天然の手助けマンだな笑』
和希『笑い事じゃねえよ…』
健太『あぁ…スマンスマン笑ちょっとトイレ行ってくるわ!』
和希『ったく!…あ!そういえば!』
和希は家にあったドナーカードを持ってきていた事を思い出した。
和希『何となくだけど、もしこういう事態になったら最後に誰かの役に立てた方が良いに決まってるよな?…すみません!ペンってありますか?』
和希は店員にペンを借りられるか聞いてみた。
店員『あ、はい!ありますよ!使い終わったらテーブルの上に置いといてもらって、結構ですので!』
和希『わかりました。ありがとうございます!…えーと、なになに?』
そこには具体的にどの臓器なら提供可能なのか○印を付けるように書いてあった。しかし、和希は迷わなず全て可能という項目に○印を付けた。
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