『アイ』についての1行程

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『アイ』についての1行程

「 」は死んだ、なんてニーチェの様に零してみた。 まぁ尤も、「 」よりも先に『私』が死んでしまうがね。 何故なら君と『私』が居て、それは初めて「 」になるからだ。 独りぼっちだと「 」は( )になって『私』を蝕んでゆく。 君に[ ]たくなっても、君にはもう< >手がいるから…まぁ、そういう事で。 君の幸せを願うくらいはしてもいいよね? 「彼女を「 」してたんだね。」なんて言わないでくれ。 これはただの男が失くした「 」を嘆くだけの詩。 ( )歌と言えば聞こえはいいけど、 蓋を開ければ本当にただの嘆き、落書きさ。 『私』は〔アイ〕を失くした男。 …ね、失くしたのは〔アイ〕なんだよ。
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