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多少部屋が散らかっていても気にしない健二だが、今回の散らかりぐあいはとても耐えられなかったみたいだ。カチャカチャと、ペンを集める音が聞こえてきた。俺もやっと呼吸が落ち着いてきたので、片づけを手伝うことにした。
机の上は紙、ペン、写真、過去の新聞などが乱雑に置かれ、十分な作業スペースなどほとんどなかった。
「これっていつの新聞だっけ。」
健二が山積みになっている新聞の中から、くしゃくしゃになった一枚を引っ張り出した。
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