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やって参りました。妄想コンテスト第17回。今回は「貴女が恥ずかしかった一幕」です。今回はあやめさんが主人公ですよ。
「はぁ、やっと私に主役が戻って…。ってなんて題名なのよ(怒)」
あや「完全無欠のお母さんにそんなんないよね?」
はる「いやいや、わかんないわよ。お母さんうぶだったらしいじゃん。」
まい「うぶなら付き合ってないのにキスとかするか?」
「うるさい娘達ね。お仕置きが必要かしら?」
あやめが黒い霧を纏って娘に近づく。
はる「パパァ?」
「娘になにやってんだ?このバカちんが!」裕ちゃんの「ぞうきん♪」を左手に喰らう。
「きゃうううう。ゆうちゃんのバカァ。」
あか「裕、やっぱりあれじゃない?中学の旅行?」
「あれか?確かに俺も含めてみんな恥ずかしかったよな笑。」
「笑い事じゃなーい。」私は裕ちゃんに向かう。
まい「ゆう。」
ゆう「OK、舞ちゃん。」
裕斗が私の前に立ち塞がる。身長165を越える5年生ながら全国小学生No.1のエースストライカー。自慢の長男をかわすスキルなんて私にあるはずもない。
「むぎゅう。」簡単に息子に押さえつけられる私。しかし、何度も同じ失敗を繰り返す私ではない。
「亜夜子ちゃん。」
そう、今年で2歳になった私の可愛い可愛い初孫。「じいちゃんのとこにいくのよ。」と可愛い孫を召喚する。
「じぃじ。じぃじ。」トコトコ歩いていく亜夜子。
あや、まい、はる、ほの「む、むう。」
可愛らしい娘、姪の邪魔ができるわけない。
「おおっ、亜夜子。よしよし。」満面の笑みで孫を抱っこする旦那様。
よし、勝った。
「じゃあ、あかねさん、宜しく。」「了解。」
えっ?あかねちゃん?ち、ちょっと待って。あることないことべらべらしゃべられたら…。
「わかったわ。私が話す。」しょうがない。真実を述べるか。
「私が恥ずかしかったこと。それは中学の…。」
登場人物。
月島あやめ。本編ヒロイン。中学1年生。ピアノ
嶋田裕。 本編主人公。あやめとの距離は少しずつ縮まる。ドラム
荻窪茜。二人の親友。将来の片鱗を見せ始める。ボーカル
柊陽葵。剣道の実力者。ギター
嶋田唯。裕の妹。小学5年生。オルガン
月島椿。あやめの弟。唯と付き合う寸前。いつ告白するか模索中。ベース
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