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「うん、母さんの言う通りだね。
もう一度高村くんと相談してみる。」
「そうね、それがいいね。
体はどう?ちゃんと食べてる?」
「うん、夕方とか気持ち悪いときもあるけど、少しずつ食べれるものを食べてるよ。」
「そう、学校を退職したんでしょ?結婚するまで家に帰ってこない?」
「うん、高村くんと相談してみる。」
「そうね、二人がどうしたいかよく話し合って決めるといいわ。
赤ちゃんのためには早く結婚するのがいいんだけどね。」
「うん、分かってる。また電話するね。」
電話を切ってる頃には浮上してた気持ちが急降下していた。
やっぱりまだ一緒に住むのは早いのかな。
結婚することを公にしてないし、私たちの気持ちだけでは前には進めない
それは高校のときに分かったはずだった。
彼には支えてくれるスタッフもいるし、ファンだっている。
甘い夢を見ちゃだめだ。
二人の愛の結晶がお腹にある
高村くんは私を愛してくれている
それだけで十分幸せなことなんだから、欲張っちゃだめなんだ。
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