第一章 I bet my life!

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「びびりやのう。そないにきつく目ぇつむったら、当たるもんも当たらんわ。ほら、ナイフ使えや。このナイフで描かれたらもう絶対、なにをやっても基礎レイヤーに刻まれてとれへんけどな。おまえら、こいつにしたことされるんや、文句は言わさんで。あ? おまえらのアカウント全部握ってんの、わしやからな」 As born to rule the storm; A creature of heroic blood, A proud, though child-like form. 嵐を支配するがために、生まれてくることを選んだ英雄の血は、あどけなくも気高く 「なに、怒ってんねん。わしが、チート使うからか。あいつらのアカウント返すのに金獲ったからか。待てや。なんか言えや。なあ、そんなにおまえがいやなんやったら、チートもおまえとはやらん。わしんち、ヤクザやから、みんな黙って離れていく。友達になってくれや。わし、ずっとひとりやねん。みんな、親が近づいたらあかん言うてな。ええんか、おおきに。なあ、手、つないでもええか」
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