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夏子のやる事は早かった。
次の週の水曜日にはその教授の予約を取り、俺の会社にまで休暇の連絡を入れていた。
悪い意味ではないが、操にはとても出来ない芸当だろう。
俺は今でも夏子を愛しているんだろうし、操、ひとみ、健太、お袋の事は愛おしくて仕方ない。
夏子が病院を勧めるように、俺は頭がおかしくなっているんだろうか?
だけど、夏子、絵理奈、翔太との生活と操達との生活。どちらも俺にとっての現実なんだ。
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