千春

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俺が中3になった頃、当時高3だった千春という娘と付き合った。千春は金髪に近い長い髪をポニーテールにして派手な赤いリボンをしていた。そして、くるぶしまであるような長いスカートにヘソが見えるような短いセーラーの胸元を開け、高校生なのに赤いハイヒールを履いていたんだ。 今 思い出すと笑っちゃうけど、 物凄い美人でスタイルも抜群に良かったからそんなファッションもバッチリハマってて格好良かったんだろう。 俺は千春に逢った瞬間にイチコロで参ったし、向こうは向こうで俺の事を気に入ってくれたらしい。 それからは毎日毎日セックス三昧の日々だった。 15の俺と18の千春だ。必然だったと思う。 でも、いつも俺の部屋で3回も4回もヤった後、ベッドで寝たりマンガを読んだりタバコを吸っている千春を尻目に必ず机に向かう俺に千春が笑いながら言った。 「あんた、とんでもないワルになるか、とんでもない大物になるかだね」 その言葉は今も俺の頭の奥に残っていて、良い意味でも悪い意味でも俺に影響を与え続けている。 夏子と結婚してから5年程して、千春が薬のやり過ぎで死んだという噂を聞いた。 正直涙も出なかったし特別な感情も浮かんでは来なかった。 ただ、まだまだ子供だった俺にセックスを教えてくれたのは千春なんだ。 それだけは間違いない。 .
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