第1章

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今自分が還暦を迎えて思う事は…沢山の人との繋がりで有賀? 良しに付け悪しに付け…俺の半生を振り替えると様々な出会いがあった!! 騙したり騙されたりしたが? 93歳で亡くなった母親には今思えば苦労をかけたと反省している!! 後年は…食事介護をしたが? 2人っきりになり亡くなる迄面倒を観たが初めは俺には出来ないと躊躇したがいざ食事を作り母親に食べさせると何でも食べて呉れて美味しいと一言貰えると本当に嬉しく思った!! その後は…食事を作る事が好きに成ったが? 俺はその時に初めて感じた…女性は此れを毎日365日欠かさず家族の為に作り続ける労力に頭が下がった!! そんな考えからか俺は花が好きだった母親の墓前には今では週に1度は線香と花を欠かさない!! 妹は…亡くなってからの親孝行だと笑うが? 墓の場所が近いせいも有賀、何故か墓参りの後の清々しさは癖になる様だ!! これは誠に自分勝手だが俺は満足している!! 又…この歳に成っても働く喜びは変えがたい何かがあり健康な身体に産んで呉れた母親に感謝しかない!! この先何年生きられるか? せめて親父の亡くなった歳を越えたいとは思うが? 人は産まれた時から素手に死ぬ事は定めで有賀、人其々の人生はあるはずだ!! 健康な身体で有れば1人で食べて行ければと本当に感じる!! 人は何の為にこの世に生を受けるのか? 祖先の為にか又は一族の為か、血を引き継ぐ為か? 只…1人で淋しく一生涯を過ごす人も無いでも無いし、どちらが幸せかは解らない!! 消して結婚だけが人生の全てとは云えないのでは? 1人者の見栄や悔しさは有賀、まぁ~仕方がない事だが俺は未だ未だ諦めては居ない!! 彼女も欲しいし現役でいたい!! 身体も自慢じゃ無いが未だに鍛えているし気持ちも若いと自負しては居るが何せ還暦過ぎのおじさんだ!! 気は心だと言うが? 自分では歳を重ねたが何だあのジイサンはと歳を聞くと俺と差ほど変わらないとショックを受ける事が多々有るのが情けない!! 只…俺はせめて最後の瞬間は笑ってあの世に旅立ちたいとは願う!! 続き…
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