第1章

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こんな俺だが? 居酒屋トンチャンは俺が俺らしく居れる場所でもある!! いつもの顔ぶれで楽しく酒を酌み交わす時が俺の息抜きでも有った!! この居酒屋トンチャンには個性豊かな顔が揃いが? 中でと俺の御気に入りは字は違うか同じ名前ののぼるさんだ!! 歳は50代で俺と10歳は違うがママに云わせると味のある御仁らしい!! 初めてのぼるさんに対面したのは? 店では何度か見掛けてその日は隣同士になり同じ名前であると打ち明けて酒を酌み交わした!! 兎に角話が面白くて店は和み話が弾むし1度に明るくなる!! その日は何時も1人でカウンターに座り酒を飲むがのぼるさんの話が兎に角面白い!? のぼるさんは…ママと話すと家も近所の様で昔からの知り合いの様だが? 今夜は何時もは明るいのぼるさんが元気がなくて俺は気には成ったがどうやら歯が痛むらしい!! 厨房の賄いのおばちゃんにお~い虫歯が痛むから金には糸目をつけねぇからよ~湯豆腐を作ってくれや~と真面目な顔で宣った!! ママが…ほらほら始まるよ~のぼるなくの1人舞台がと話し場が盛り上った!! 又…飲み方も豪快だ!! 馴染みのお客様の名前を出してボトルは飲むしお摘みも二三ピン頼み回りの人達に薦めては焼酎から ウイスキーから日本酒と何でも飲んで仕舞う!! 酔うと自慢の演歌を歌い又は酔うと女の子の話しから下ネタに移る!! 突然にマイクを掴むとあぁ~やりたい舐めたい入れたいと叫びママから頭を叩かれる始末だ!! 兎に角面白いし誰もが好きな御仁だ!! 俺は…こんなにのぼるさんの様に生きられたら人生が楽しいだろうな~とのぼるさんを見ると思う!! ママからは又最近起こったのぼるさんの話題を口にした!! お客様やママがスマホをいじっていた時突然のぼるさんがよ~よ~写メはどう撮るのよ~と聞くとママのスマホを借り受けてのぼるさんが向かった先は? 続き…
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