女性から男性に適合手術した方に実際に会ってきました。

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女性から男性に適合手術した方に実際に会ってきました。

女性から男性に適合手術した方に実際に会ってきました。 LGBT男女共同参画社会のセミナーがあるというのでわざわざ遠出しました。 講師の先生がそれっぽい人だったので、もしかしたらなーと思ったらやっぱり公演中にカムアウトなさりました。 子供の頃から自分の本名が嫌で、女の服装が嫌で、自殺を図った境遇はわたしと似ています。 が、同じではないのです。彼?の中学校は制服の選択肢にズボンがあった点が恵まれています。わたしが中学入学式直前に制服が嫌で自殺を図った経緯はどこかで書きましたが、中学高校6年間はスカートから逃れることができませんでした。 それでどうやって自分を保っていたのかというと、スカートではなく着流しを着ているのだと思い込むことにしました。講師さんは晴れて男装で登校する願いがかなったのですが、全校生徒からガン無視されたそうです。教室でじっと俯いたまま無言で過ごすしかなかったという。 彼にとって学校生活とは偽りの仮面を被ることでした。 ルーズソックスを履いてスカートの腰を折っていたわたしと対照的です。女子の友達はたくさんいました。しかし、真の親友は一人もいなかったわけでです。 そういう面では孤独だったのかもしれません。 この違いはどこから来るのでしょう。 今日謎が解けました。 わたしは性同一性障害(GID)のフェミニンに属するのだそうです。 精神は男性で、恋愛対象は女性でありながら、女の格好をして過ごしている。 それがLGBTのフェミニンです。 講師さんは適合手術を受け、戸籍の性別と名前を変え、髪を切り、背広姿で講壇に立っている。 対するわたしは女の身体のまま、ロング丈のスカートに髪を背中までのばして、めいいぱいめかし込み、キラキラした格好で参加しているわけで。 こういうのは反則かしらん、と恐る恐る質問してみたところ・・・ アメリカでは70種類の性別が存在するそうで、わたしもその中の一つにあてはまります。 よかったー。 心は男性で女性の姿形のまま生きていてもいいのですよ。 メカはともだちと言いながら、花の写真を撮るしなー
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