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絨毯は赤い色で大きなドアから王のいる椅子?に続いている。まあレッドカーペットだ。
天井も高くてシャンデリアが四つもついている。しかもそれがこの豪華な部屋にマッチしている。
まあ色々と観察しているとさっきまで話していたオッサンと腹黒メガネではない人が俺達の目の前にいた。
「ようこそこの世界へ!勇者候補の方々。分からない事が多いようなのでまずは部屋にご案内致します。そこで説明が書かれたものを置いているのでお読みください」
まさに執事と言えるような優しそうなお爺さんが言った。まあ当然いきなりの事で文句を言おうとした奴らは爺さんの鋭い眼光で黙らされた。
それで仕方なく案内された部屋は、まあ人が5人も住めるような広さだった。
そしてリビングの机の上に置いてあった紙に書いてあったのは、まさにファンタジー小説のようだった。
まずはこの世界の名
この世界は“アーキア”と呼ばれるらしい。まあ形は地球と同じようなものだ。
そしてアーキアには6つの種族が存在する。人族、妖精族、魔人族、獣人族、エルフ族、ドワーフ族。
この世界は大陸が5つに分かれているそうだ。
そして俺達を召喚したこの国は5つの大陸のうちの一つ“ダフレ”と呼ばれる所に存在する”サイモス”という国だ。
まあ召喚した理由は魔王を倒してほしい。何か引っかかる気がするが多分気のせいだろう。
俺の心中はマジかよ......ってなってるし
クラスのほかの人は、異世界チート((o(。>ω<。)o))とか帰りたいとか少しホームシックになっている奴が多くいた。まあ何とかなるだろう。
この時の俺は俺達に降りかかる災難があるとも知らずに............。
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