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どうする。 別に我慢できないほどではない。 しかし、後二時間後の七時には家を出て、帰ってくるのは二十一時過ぎ。 気が重い。 仕事を休んでもいいが……。 一度休んでしまうと二度と行く気にならないような気がしてならない。 「はあ」 「おはようございます!」 テレビから明るく快活な挨拶が聞こえてくる。 「くそっ」 テレビに写る女子アナウンサーの笑顔が忌々しい。 彼女自身、仕事でやっているだけだろう。 そんなことは分かっている。 だが、苛々する。 リモコンを掴むとテレビ画面に向かって叩きつける――寸前で何とか留まった。 朝から一体何をしているのか。 他人に八つ当たりしてもどうにもならないのに。
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