天才科学者

2/7
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
 しかし、異世界の場合は自分たちが住む時空や世界そのものも異なっているのである。それゆえパラレルワールドよりもアクセスするのが難しい。ちなみにパラレルワールドは平行世界転送装置で行ったことがある。  俺は異世界に行く方法を導きだした。そのヒントが『死』だった。  人が死んだ時、肉体から発する周波数が一瞬だけ急激に変化する。その周波数が異世界に行く方法なのではないかと考えたのである。  そしてついに異世界転送装置に開発することに成功したのである。  早速、使ってみることにした。   俺は必要なものを用意し、異世界転送装置に乗った。この装置の見た目は大きなカプセルという外見である。 「異世界転送装置発信!」  ポチッとな。俺は起動スイッチを押した。  すると、激しく装置は浮かび、激しく回転し気分が悪くなった。  目を開けるとぐにゃぐにゃとした暗いところ景色になっている。おそらくここは時空の狭間。  ここを抜けると異世界にたどり着く。  一分後、到着した。着陸場所は山であった。  装置から出ると、山の麓にはヨーロッパにありそうな立派なお城が目に入った。空の彼方には大きな赤い竜が飛んでいる。  ついに来た。ここが異世界のようだ。  俺は異世界転送装置を人目のつかなさそうなところに移動させた。  これには発信機がついているためどこのあるかスマホですぐわかる。  早速、街に向かうことにした。     
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!