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私は前もって母に今日は瑞希さんの家に泊まる。といっておいたんだけど、
瑞希さんも私がグッタリ眠っている間に、
「今日は、芽衣さんを家に泊めます。明日ご挨拶に参ります。」って電話を入れておいたらしい。って母に後から聞いた。
瑞希さんは私の指に大きなダイヤの指輪を付け、私の家に挨拶に行って、
「お嬢さんをください。」と深く頭をさげ、(私も隣で頭を下げたけどね。)許されると、
そのまま一緒に暮らすと言って、私をまた、瑞希さんの部屋に連れて帰った。
もちろん私はそのまま暮らすことになるとはちっとも思っていなかったけど…
わかっていたけど…
やっぱり強引な人だった。
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