一目惚れ

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  菓子折りを持って寮長さんに会いに行く。 ここの寮長さんもこの春3年生になる子だ。 寮長さんの部屋の扉をノックする。 「はぁい、どうぞ。」 凛とした声が中から聞こえた。 「失礼します。」 私は恐る恐る扉を開けた。 そこにはこたつでトランプをしている2人がいた。 「え? えっと……。」 私は思わず言葉に詰まる。
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