11 ずっとそばにあるから

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「りんちゃん、一緒に考えてくれない?」 「考えない」 「えー」 「もうつかれた」 「ひどいなぁ」 「それに、いま思い出せなくったっていいよ。それ、これからもずっとそばにあるから。もうつかれた! 寝る! おやすみ!」  ちゃーちゃんの布団にぼふっと顔を突っ込むと、そのまま意識を失ってしまった。
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