第1章

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太陽の脇を通過してパトロールを続けた。 木星の裏側で小さな宇宙船が海賊に襲われている。 現場に急行して、海賊たちに向けてシャンプー光線を発射。 海賊たちは目を押さえてのたうち回る。 海賊たちを縛り上げていたら、銀河パトロール隊のパトロール船が到着。 銀河パトロール隊の隊員に海賊たちを引き渡す。 パトロールを続けようとしたら、無線機から基地司令官(お母さん)の命令が聞こえた。 「何時までお風呂に入っているの、早くあがって寝なさい」 「了解(はい)」って返事を返し、機首を地球に向ける。 月の脇を通り過ぎるとき月の上を見たら、カウボーイが帽子を顔の上に乗せてギターを抱えて寝ていた。 だから起こさないように小さな声で「おやすみ」って声をかける。 秘密基地に到着。 パトロール艇を所定の位置に着陸させ、操縦席(湯船)から出て洗い場に足を下ろす。 アヒルの整備主任に敬礼して、僕は浴室から出た。
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