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そう?
私も初めは兄の居る光輝く世界に憧れ
兄とその仲間たちと共に表舞台で羽ばたこうとした
あの事件が起きるまで……は…
『カヴァ夫くん!?』
『お前!なんて事したんだ!?』
『血が止まらないぞ救急車呼べー』
『お前なんかやっぱこの世界向いてないんだよっ』
『ヤメちまえっ』
アンパン
「おい、何ボケッとしてんだ洗車終わったらワックス掛けな!今夜のウサコとのデート失敗したらお前のせいだかんな」
兄の声で我に帰る
乾パンマン
「ごめん兄さん、必ずやっておくよ…」
アンパン
「誰のおかげで飯が食えてると思ってんだ、ポカしやがったら出てってもらうからな」
キュッキュッキュッ…
「ふぅ、やっと洗車が終わったぞ…あとは…ワックス掛けか」?
「あれ?」
「ワックス切らしてるや…買いに行かなきゃ…
もう5時か…まずいな…
間に合うかな…」
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