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ニャンコ
「ウサコ~あんたやっぱ見られてるよぉ?人気女優は辛いわね…ごめんね、ショッピング付き合わせちゃって」
ウサコ
「ううん、でも…帽子にサングラスまでして変装してるのにバレてるのかなぁ」
ニャンコ
「それはそうとウサコ、今夜アンパンさんに誘われたんだって?」
ウサコ
「なんで知ってんのよっ…でも今夜はアナタとご飯の約束してたから断るつもりよ?」
ニャンコ
「世紀のヒーローと大女優のデートよ?立つ煙は消せないわよぉ!あたしとのご飯なんていつでも行けるんだから絶対断っちゃダメよ!」
ウサコ
「もう………あら?」
ブタ夫
「え~んえ~ん」
ウサコ
「あの子…泣いてる…」
ニャンコ
「孤児みたいね…この街も貧富の差が大きくなってきたからねぇ、腹でも減らしてんでしょ、ウサコ、目合わせちゃダメよ付いてくるから」
ウサコ
「う…うん」
男
「待ってな」
バシャッ!
ニャンコ
「なに?あの人?頭から水かぶっちゃって…服までびしょびしょじゃない!この通りは孤児とか変なのが多くて嫌だわ、ウサコ、早く行こ」
ウサコ
「!…あの人は…」
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