第1話

3/4
前へ
/32ページ
次へ
乗りやすさを重視しているのでクーラーも付いている。排気系統はフジツボ製で統一し、足回りはフロントにAE86用車高調を入れ、リヤはホーシングごとAE86に交換しリヤディスクブレーキ化、クスコのLSD、ブッシュのフル交換などでリフレッシュもしている。 「はぁ...またやらかしてしまったな。」 と落ち込みながらも何時ものようにエンジンを掛け、暖気をする。暖気の間、ボーッとしてるとマスターから声が掛かる。 「オマエ宛に手紙来てるぞ。」 「え?」 とマスターから渡された手紙を見ると、確かに「佐藤翔貴様」と書かれている。親は面倒臭がりだから手紙は書かないし、そもそも俺は地元から引っ越した身だから友達も居ない。 マスターに誰が持ってきたのかを聞くと 「いや、店のポストに入ってたからさ。誰だろうと思ったらお前さん宛だったんで...」 との事。仕方が無いので、マスターから謎の手紙を受け取り、帰る事にした。     
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加