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周囲の隊員を集結、一方から集中攻撃を仕掛け、
少人数の別動隊を組んで側面から撹乱。
更に俺はそれを越えて敵部隊の後方へ。
一方が瓦解する可能性も考慮し、
最低人数、単騎による背面攻撃を仕掛ける。
隊を分散した四方からの攻撃。
勿論、危険は大きく、敵も警戒はしているだろう。
しかし、これ以上戦いが続けば被害は増える一方だろう。
きっとここが運命の別れ道。
単独潜入の経験がない訳ではない。
痕跡、物音など、感覚を研ぎ澄ませて気配を探る。
それほど難しい事ではない。
何せ単独行動。
自分以外には居ないのだ。
感じた気配は全て、敵。
ましてや陽動も掛けている。
壊滅的被害とはいかなくても、充分な混乱は招けるだろう。
意を決して、作戦を通達、実行に移す。
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