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コクピット内は操縦席と全面ディスプレイ以外は肉のようなモノで出来ていた。乳首を連想させるボタンのようなモノを決められた手順で舐めて『アナリオン四号機』を目覚めさせていく双子の兄弟。その間も兄は弟のチンポを貪り、弟は兄のケツを貪って、操縦桿から送られてくる大量の情報と、途方もない快楽に身を任せながら、アクティベートシュミュレーションを行っていく。
赤井一馬はひたすら貪っていた。
操縦桿が直接脳に送りつける大量の情報を受け取りながら、必死に腰を振って、アクティベートシュミュレーションを同時にこなす。
「あ!う!ああ!こんな!こんな!俺のお尻!お尻なのに!」
いつの間にかに自分のチンポを覆うように吸い付いてきた器具が、これまた強烈な快感を与えていく。そしてその快楽が『アナリオン一号機』のエネルギーとなって機体に力を与えていくのが理解できた。
故に彼は貪っている。必死にケツの快楽を貪っていく。
この行為と快楽とが『アナリオン』を動かすことになるのだと脳に直接送り付けられてくる情報で理解しながら。しかし、別のことも同時に理解する。
さっきの注射。
アレのせいで自分が乱れていることを。
「・・・ああ!でも・・・しゅごい!」
彼は『アナリオン』の操縦桿を、それが与えてくる快楽を貪っていた。
「ああ!そこ!そこ突いてくれぇ!」
『アナリオン二号機』のコクピット内で蒼雄二は雄たけびを上げていた。
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