お兄ちゃんは甘々です

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それに俺はヤりたくねーんだよ、 ヤンキーなんていかにも……は、 激しそうだろ? 絶対痛いじゃん? だから御免だねマジで。 深和は勢い良く頭を下げた。 「俺と付き合って下さい! そして突かせて下さい! 」 お前しばくぞ。 俺は親友の変態度溢れる本気の告白にちょっと戸惑っていたがすぐに返す言葉が思いついた。 「御免、 俺今好きな人居るからさ」 俺は心を決め、 深和に打ち明けた。 そして深和は悔しそうに笑い、 受け入れてくれた。 ありがとう深和。 深和は何かを思いついたようで、 俺に言ってきた。 「じゃあ最後に『私と〇〇〇〇〇〇(ドギャーーン)しよ(はぁと)って言ってくれ! 」 どこまで変態なんだテメーは! ……けど、 振る代わりと思えば……! 仕方ない、 これも親友の為だ。 「わ、 私と〇〇〇〇〇〇(ドギャーーン)しよ? (はぁと)」 「優李ーーー!! 」 「ギャー! 来るな来るなー! 」 俺は今日、 親友の変態度のヤバさを知りました。 ただいまー、 疲れたよ。 奥から兄が歩いて来る。 「おかえり、 楽しかった? 」 「まあ、 一瞬で忘れたけどな」 お兄ちゃんは俺に耳打ちをして来た。 「僕と〇〇〇〇(ピーーー)しよ? 」 俺は跳びはねて驚いた。 え、 えと……先送りにさせて下さい。 俺は部屋に入って布団に潜り、 恥ずかしさを紛らわせていた。 ドイツもコイツもエロい事ばかり~! 俺とお兄ちゃんのラブラブっぷりは、 数年後格の違うものとなっていました。 お・わ・り(はぁと) ーENDー
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