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けたたましい銃声が鳴り響いた静けさの後少年の悲鳴がこだまする。逃げようと暴れ出す少年達。
バキューン
再び銃声が響きあたりはシンッと静かになる。
「静かにしろ。誰が騒いでいいと言った」
「…。ん…ふ…」
必死で声を殺す少年達
「次」
怯える少年達の中、ただ一人だけ無表情で先ほどの召使いの様子を見ている少年。
ーーふ~ん。あの召使いB専(ブサイク専門)なんだ。最初クールな話し方だったのに最後焦ってたな。そんなに欲しかったのか。よくわかんないな人間って。にしても、掃除大変そうだな。次、僕の番なのに、脳みそ踏みそうなんだけど。
邪魔だなぁという顔をしながら肉片を避けて自分から台に乗る
「ぅ…うぇ」
後ろからは吐き出す少年達の声が聞こえる
「お前達、さっさと片付けろ」
「は!」
「次。おぉ…これは美しい。名前は?」
「奴隷に名前なんて必要ないよ」
冷めた目で国王を真っ直ぐ見ながら言い放つ。
「ふふ。それもそうだな。合格だ。こっちへ来い」
合格と聞き残念がる複数の召使い達を尻目に合格する事が当然だと内心機嫌よくスタスタと国王の方へ歩み寄り他の少年達がいる方へ座ろうとする
「お前はこっちだ」
「ん?」
少年を膝の上に乗せる。
「今までで出会った中で一番美しい奴隷だ、お前は一番に可愛がってやろう」
「あそ…!え…今なの…」
「ふふ、次」
膝に乗せるやいな少年の前を弄りながらまた少年達の選別を始める。
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