1 気まぐれな石

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「他、いらんか?…やれ」 バキューン 「ふふ。こいつの喘ぎに聞き惚れてお前達には目もくれなくなったな。これからは厳しくなるぞ。私に気に入られるよう特技でも見せろ」 「ぁ…ん…んく…」 快楽に善がる少年に召使いも兵士達も虜になっていた。 ーーはぁ…こんなことろでされたら殺せないんだけど…ベッド連れてけよ早漏野郎。 …ん…?またあの刺さるような鋭い視線…あいつ。なんであいつだけ僕の事いやらしい目で見ないの?あぁ…B専だからか、な?でもなんか少し怒ってる?よっぽどさっきの子が欲しかったのか? 「次。次で最後か。お前ももういきそうか?」 「ん…ぁはっ」 「んー。いらんな。後はお前達に任せるとしよ、か!」 「あっ!あぁ!」 「ふふ。感度も最高だな。いいのがいたものだ」 満足げに言い捨てる。 「はぁ…はぁ…ねぇ…」 「ん?なんだ?」 「ベッドに…いかない?」 「…ふふ。たわけが」 一度笑ったと思えば直ぐに冷たく言い放ち乱暴に投げ捨てられた 「っ…」 「お前は奴隷だ。いつ抱くかは私が決める。お前は私にだけ従えばいい」 「…はい」 ーーはぁ~そうですか。…にしてもあの召使い…さっきから何なんだ…無視したくてもあんなにガン飛ばされると気になるな。最初国王を見てるのかと思ったけど僕みたいだし、なんかムカつく。 「こいつらを牢屋に入れておけ」 「は!」 「お前は特別だ。私の部屋で飼うとしよう」 「はい。んぐ!っ…」 後を付いて行こうとすると突き飛ばされ尻餅をつく 「誰が立っていいと言った?お前は奴隷だ、言わば犬だ。犬のように歩け、いいな?」 「はい」 「いい子だ」 ーー面倒だな。
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