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次の日
昨日玲子さんと選んだワンピースを着てスーツ姿の高村くんと一緒に9時に家を出て、玲子さんの車で会社に向かった。
玲子さんと一緒に社長室に行く。
社長室に入ってすぐに、女子社員の案内で店長がやって来た。
「山ちゃん、朝早くからごめんね。」
「夕貴ちゃんのためなら五時でも六時でも来るよ。」
「店長がメイクしてくれたら鬼に金棒です。
自信持って話せます。」
「夕貴ちゃん、メイク上手くなったね、直すところがないくらい。」
「そんな、まだまだです。」
「夕貴ちゃんの化粧が上手だから、優人がレイに恋しちゃって大変なの。赤くなったり照れたり、見てて面白いわよ。」
「ははは…俺もそんな優人が見たいな。」
「すぐ見れるわよ。」
店長がメイク道具を開いて、微調整をしてくれた。
鏡を見ると、1段と艶やかでイキイキしたレイがいた。
「うわー、やっぱり店長がメイクすると違う!
ありがとうございます。」
「お安いご用だよ。夕貴ちゃんのメイクで十分だけど、ちょっといじるだけで輝くんだから、遣り甲斐があるよ。パーティーのときも来るよ。」
「お願いします。」
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