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あ、やだ、私何をしてるの?
急に震え出す手を握りしめた。
驚き目を見開く女性二人
「あ、あの、高村くんは…あ、優人はそんな人じゃありません。
高校の時からずっと…ずっと…私だけを思っていてくれて…
別れた後も、ずっと思い続けてくれて…
私も彼のことをずーっと好きで…
やっと…叶ったんです。」
気付くと頬が涙で濡れていて空いた方の手の甲で拭った。
「レイさん…」
「ごめんなさい、私たち、レイさんがいるとも知らないで、勝手なこと言い放題。」
「もしかして…あの、7年前インターネットに上がってた優人さんの相手は、レイさんなんですか?」
ゆっくり頷くと、
女子社員たちが泣き出した。
「ごめんなさい。私たち…」
「レイさん、素敵です。ますます二人が好きになりました。」
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