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「レイさん、応援してます。」
「私たちは、レイさんと優人さんの味方です。
絶対、幸せになってください。」
女子社員たちにしっかり手を握られて、戸惑っていると…
「レイいる?」
玲子さんがトイレに顔だけ入れてきた。
「玲子さん!」
「あんたたち何やってるの?」
泣いてる私たちを見て怪訝そうな顔を向けた。
「私たち、感動してるんです。」
「そうです、レイさんがますます好きになりました。」
「はいはい、分かったわ。レイ、お昼食べて出掛けるわよ。」
「はい、今いきます。
ごめんなさい私行かないと…。」
「あ、はい、頑張ってください。」
「応援してます!」
ウルウルの目で見送る女子社員達を残して、玲子さんの待つ社長室に行った。
「何で三人で泣いてたの?」
不思議そうに聞く玲子さん。
テレビやネットニュースのことや彼女達の話していたこと、私が彼女達に言ったことを話すと、玲子さんは眉を寄せた。
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