1.被写体

3/7
前へ
/25ページ
次へ
1日も終わり、電車に揺られながら帰宅をする。 電車の窓の景色を見ながら、見えない未来への不安を考えていた。 電車を降り、その帰り道に一人の占い師に出会った。目は布で隠されており、口が見えているだけの。 占いには興味はないのだが、今日はなぜか違った。 疲れていたからだろうか。 僕は占い師の方に足を運んだ。 「こんばんは。なにを占いましょうか」
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加