エピソード ホムラ

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「おいボイル、研究所は火気厳禁だ、吸うなら外でと何度言ったらわかる」 「っと、悪かったな」 ボイルと呼ばれる研究員は火を消すと研究員の方へと向かった。 「ステータス上は......だろ?なら......だ」 ホムラのいる場所からはよく聞き取れなかったが何となく、嫌な予感がしホムラは彼の元へ向う。 「ほぅ?そう言って支障(バグ)を起こさせてそちらが有利になろうって魂胆じゃ無いだろうな?」 「信用できないならそれでも構わないさ、だがそれでお前らは期限に間に合うのか?」 「コイツ言わせておけば!」 研究員の1人がボイルの胸ぐらを掴もうと手を伸ばそうとしたその時だった。 ホムラはボイルの前に立ち手を伸ばした研究員の方へと手を向け能力を使う準備をする。 「パパ、大丈夫?」 「どけガキ!」 「紹介するよ、この子の名前はホムラ、俺の娘だ」 「ホ、ホムラ!?コイツが」 「イースト最高兵器の!?」 ホムラと言う名前を聞くと研究員の誰もが驚愕の表情をする。
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